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124年ぶり!!!!

今年の節分は124年ぶりに22日!

 

節分と言えば2月3日だと思う方も多いかも知れませんが、今年は2月2日となります。例年より1日早い節分は、1897年以来124年ぶりのことだそうです。

節分はもともと季節を分ける日という意味で、本来は立春、立夏、立秋、立冬の前の日を指しています。現在の暦には立春前日の節分だけが残っていますが、これは江戸時代以降、四季が一巡する立春前日を節分とするようになったからと考えられています。

2月2日の理由は暦のずれにあり

一周にかかるのは365.2422日

では、なぜ今年の節分が2月2日になるのでしょうか?これには、地球が太陽をまわる周期と暦のずれが関係しています。

地球は1年かけて太陽の周りをまわっていますが、その1年は正確に言うと365.2422日、つまり365日+6時間弱となります。この6時間弱という端数は4年経つとほぼ1日となるため、うるう年を設けることで解消することができます。ただ、この補正を行うと今度は約45分増やしすぎた状態となり、このずれを解消するためには、うるう年を400年で3回減らすことが必要です。

こうした補正が繰り返されることで、立春、立夏、立秋、立冬などの日付が変わり、それに伴い節分も変動することとなります。今年のように2月2日になるのは、明治30年、1897年以来124年ぶりです。

節分行事はいつもより1日お早めに!

さて、最初に「四季が一巡する立春前日を節分とするようになった」と書きましたが、立春を1年の始まりとしていた頃は、節分が現在の大晦日にあたるため、様々な年越し行事が行われていました。

豆まきは、旧暦の新年前日に大豆を炒った福豆をまいて邪気を祓い、1年の幸福を祈る行事です。邪気を祓った後は、年の数だけ豆を食べて1年の幸せを祈ります。また、鬼が嫌うとされる臭いが強いイワシ(私の夏場の靴下でも良いかも?)とトゲがあるヒイラギ(当社のA美さんのツッコミのほうがトゲがあるような・・・!)を使い、「柊鰯(ヒイラギイワシ)」を玄関に飾る風習もあります。

「縁を切らない」という縁起担ぎで、恵方を向き願い事を思い浮かべ、恵方巻を黙々と食べる方もいらっしゃるかもしれません。今年の恵方は「南南東」です。今年の節分行事は日付を間違えず、2月2日に行いましょう(・・)/

 

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