石綿含有建材調査(アスベスト調査)について②
皆様、こんにちは(o*。_。)oペコッ
桜の季節も終わり、そろそろ紫陽花の綺麗な季節へと移り変わってきました。
が、とっても暑い‼
5月なのに夏日予報の日が多く、氷やアイスが恋しいREINAがお送りいたします\(^_^)/
前回は、「石綿(アスベスト)とは何か」「石綿の主な種類また石綿によって発症する病気」についてお話しさせて頂きました。
今回は、なぜそんなに危ない石綿(アスベスト)が使用されていたのかについてお話しできればと思っております。
申し訳ございません。また、文章がずらずらと長くなってしまいます💦
前回お話しした通り、石綿(アスベスト)は自然界に存在する天然の鉱物でありながら、1種類で以下の優れた性質をすべて兼ね備えていた為産業界では盛んに使用されていました。
1.木綿や羊毛に匹敵するほど、しなやかで糸や布に織れる(紡織性)
2.引っ張りに強い(抗張性)
3.摩擦・摩耗に強い(耐摩擦性)
4.燃えないので高熱に耐える(難燃性・耐熱性)
5.熱や音を遮断する(断熱・防音性)
6.薬品に強い(耐薬品性)
7.電気を通しにくい(電気絶縁性)
8.細菌・湿気に強い(耐腐食性)
9.比表面積が大きく、ほかの物質との密着性に優れている(親和性)
10.安価である(経済性)
こにょうな特徴は石綿(アスベスト)以外、単体で様々なメリットを併せ持つものは天然鉱物や人工物質にはほとんど見られないことから「奇跡の鉱物」と呼ばれていたことがあるそうです。
ですが、その「奇跡の鉱物」にもデメリットがあり、それが石綿粉塵による肺がんや中皮腫などの病気です。(こちらは前回の投稿に記載しましたので省略させて頂きます)
日本では、1956(昭和31)年の石綿販売から2020(令和2)年の石綿(アスベスト)の製造販売使用禁止になるまで長い年月を掛け徐々に規制が行われていました。
が、今もなお知らずに使用されている住宅が多々あります。
必ず使用されているというわけではありませんが、2006(平成18)年以前の建物の方はご注意ください。
今回も長々と失礼いたしましたm(_ _”m)