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方位記号

皆様ご機嫌よう。

A型さんです。前回の週番にてブログをすっ飛ばしてしまい、、、遅ればせながらの更新です。

 

今回は建築図面に必ず表記される方位記号に関連して、雑学「真北」「磁北」をテーマに取り上げます。

図面の方位記号を注意して観ると方位マークの北方位に「N」の記載や「真北」または「磁北」と書かれていたり、その両方が記入されている場合があります。

「N」はNorthの頭文字ですが、「真北」「磁北」とはどのような意味を示すのでしょうか。

真北(しんぽく):北極点を指す方位のこと

磁北(じほく):コンパスが指す北方位のこと

つまり「磁北」の場合、コンパスは地球の磁力線に沿って北方位を指すので、厳密な意味での北方位とはズレが生じることになります。

日本の場合、磁北が全体的に西に傾いており、5~10°程北方位が西に倒れています。(ちなみに福島の偏角は7°弱)場所によって北方位が微妙に違ってくるのです。

建築においては、北側斜線や高度斜線、日影規制等で北を基準とするケースがあり、斜線、日影等がギリギリの設計になればその角度のずれに寄る誤差は見過ごせないものになるのです。一昔前であれば設計や施工の誤差を見込んだクリアランスの基準が設けられていましたが、現在ではクリアランスなしで数値上クリアしていればOKとする審査機関は多く、尚更厳密な数値が求められます。

斜線制限や日影規制の法規制がある場合には、審査において真北に基づいた計算が求められ、その根拠として真北測量図の提出が必要なため、予め図面上に「真北」と表記しているわけです。

あまり注意して観ることのない図面上の方位記号ですが、その表記にも違いがあるのでした。

 

以上、A型さんでした。

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